羽田正 客員教授(東京大学名誉教授)が文化功労者に選出
このたび羽田 正 客員教授(東京大学名誉教授)が令和6年度の文化功労者に選出されました。
羽田先生は、イランを中心とする西アジア史研究で多大な業績を挙げてこられました。
また、ヨーロッパを中心とするこれまでの世界史の在り方の見直しを提唱し、グローバルヒストリー研究の推進にも尽力され、国際的な活躍を続けておられます。
このたびのご栄誉を心よりお慶び申し上げます。
ご略歴
1976年 京都大学文学部史学科卒業
1978年 京都大学大学院文学研究科修了
1983年 パリ第3大学でDoctorat de troisième cycle (Etudes iraniennes)取得
1985年 日本学術振興会特別研究員
1986年 京都橘女子大学文学部助教授
1989年 東京大学東洋文化研究所助教授
1997年 同教授
2004年 同副所長 (2006年3月まで)
2009年 同所長(2012年3月まで)
2012年 東京大学副学長・国際本部長(2015年3月まで)
2016年 東京大学理事・副学長(2019年3月まで)、国際高等研究所長(2021年3月まで)
2019年 東京大学大学執行役・副学長(2021年3月まで)、東京カレッジ長・特任教授(2024年3月まで)
2023年 中部大学創発学術院客員教授
【主な受賞等】
2007年 アジア・太平洋賞特別賞
2011年 ファーラービー国際賞(イラン)
2017年 紫綬褒章
2021年 フランス共和国教育功労賞 オフィシエ(将校)級
2024年 文化功労者